こんにちは、Unityエンジニアのオオバです。
以前【Unity】AnimationClipを壊す3つの方法を紹介しました。
- 階層構造の変更で破壊
- 名前変更で破壊
- ターゲット名の変更で破壊
このような3つの壊し方を紹介しました。
興味ある方は前回記事を読んでみてください。
本記事は1歩進んで、壊れたAnimationClipを直す
Editor拡張「AnimationClipRecoveryEditor」の紹介です。
※記事後半にソースを公開しています。
→11万文字で徹底解説した「DOTweenの教科書」Unityアニメーションの超効率化ツールはこちら
AnimationClipた正常かチェック可能
メニューTools > AnimationClip Recover
から
AnimationClipRecoveryEditorを開きます。

チェックしたいAnimationClip
と、
AnimatorをAddComponentしたGameObjectをセットします。
これで準備は完了。
Checkボタンを押下すると、
AnimationClipのチェック処理が走ります。
正常な場合はALL GREENと表示。
異常が見つかった場合はINVALIDと表示されます。
異常部分を修正していく

この異常はGameObjectの構成と、
AnimationClip内での階層関係が
一致しない場合の検知です。
Parent///Child
これは明らかにおかしい状態です。
※詳しくは前回記事【Unity】AnimationClipを壊す3つの方法をご確認ください。
これらのパスを手作業で修正し、
Recoverボタンを押下します。

全て終えたら、再度Checkボタンをクリック。

図のようにAnimationClip is ALL GREEN
と
出力されれば正常なAnimationClipに戻ったことになります。
まとめ
AnimationClipが壊れたときの修正エディタを紹介しました。
前回記事で紹介した3種類の壊し方
- 階層構造の変更で破壊
- 名前変更で破壊
- ターゲット名の変更で破壊
これらをやらかしてAnimationClipを壊し、
テンパってしまう前に一度AnimationClipRecoveryEditorを
使ってみてください。
AnimationClipRecoveryEditorのインストール方法
コチラからソースをダウンロードして、
Unityプロジェクト内のEditorフォルダ内に入れてください。
すると動きます。

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