こんにちわ、Unityエンジニアのオオバです。

Unityは1つのプロジェクトで
複数のプラットフォーム向けのアプリを作成可能です。

など

これら全部に対応していることは珍しいかもしれません。
しかしスマホ開発であれば、
iOS、Androidの2つを同時開発することは普通でしょう。

もしかしたらDMMなどのPC版開発も含めて
3本同時ということもあるかも知れません。

複数プラットフォーム同時開発で問題になるのが、
Unityエディタのプラットフォーム切り替え です。

死ぬほど遅い。

キャッシュサーバーなど工夫ポイントはあるものの、
初回はどうしても遅いですよね。

本記事ではそんな「死ぬほど遅いUnityの起動」を
約2倍高速化する方法 の解説です。

特に画像をあつかうUIデザイナーのみなさまは
知っておいた方が良い内容かと。

Unityエディタの起動前にUnityHubでプラットフォームを選択する

結論を簡単にまとめます。

みなさんが使っているUnityHubには
プラットフォームを事前に選択する機能 があります。

これを使うことで無駄な待機時間を減らせますので
オススメです。

記事後半でオオバが採用している、
別案の高速化も紹介しています。

Unityエディタの起動に悩んでいる方は
ぜひ読んでみてください。

では詳細の解説に入ります。

この記事の内容

Unityエディタの起動が重い理由

Unityエディタの起動を遅くする最大の原因は、
画像の使用枚数 です。

Unityは画像を内部で変換(インポート)します。
何に変換するかというと、
各プラットフォームごとの画像形式 へです。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_0

このように各プラットフォームごとにファイル形式は異なります。
この変換処理に時間がかかるのです。

一度変換が終われば Unity内部で保持される ため
2度目以降に待たされることはありません。

プラットフォームを切り替えると、
時間のかかる画像変換は再び始ってしまうのです。

もちろん画像以外の変換処理もありますが、
ゲーム開発で問題になるのは大量の画像 です。

この「画像の枚数」が
Unityエディタの起動を重くする原因の1つです。

しかし画像はゲームに絶対的に必要なもの。
枚数を減らすことは難しいでしょう。
ここは 固定費 として付き合っていく必要があります。

Unity2021.2からUnityエディタ起動時に
画像変換をしないモードが追加されるため、
オオバ的には期待しています。

Unityエディタ起動後のプラットフォーム切り替えは無駄

Unityエディタ起動後にプラットフォームを
切り替える行為は無駄
です。

よく犯してしまいがちなミスは初回起動。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_1

  1. PC向けで起動
  2. Androidにプラットフォーム切り替え

UnityのデフォルトのプラットフォームはPCです。

スマホゲーム開発の場合はiOSまたはAndroidのため、
PC版を起動後にスマホ版へ切り替えることになります。

すると結果的に画像の変換処理が2回実行あれ、
約2倍 待たされます。

この行為は無駄です。
UnityHubの機能を使って解決していきます。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_2

Build Settings > Switch Platform
プラットフォームの切り替えができますが、
これが無駄なのです。

UnityHubを使うとプラットフォームを指定して起動可能

プラットフォームを事前に指定 するUnityHubの機能を使うと良いでしょう。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_3

通常ターゲットが「Current platform」となっています。
このまま起動すると前回起動時のプラットフォームが選択。

初回起動時であればPC版です。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_4

Current platform のプルダウンを
目的のプラットフォームに変更 して起動します。

ここでは Android を指定しました。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_5

図のようにプラットフォームを事前に指定することで、
PC向け画像変換処理をスキップ できました。

つまり 2度の画像変換を1度に減らせた のです。

各プラットフォームの画像形式ごとに変換スピードは異なります。
よって単純に2倍早くなるわけではありませんが、
約半分の時間でUnityエディタを起動 することができるでしょう。

【別テク】 プラットフォームの数だけUnityプロジェクトを用意しておく

各プラットフォームごとのUnityプロジェクトを用意 するのもオススメ。
プラットフォームを切り替える時間をかなり抑えられます。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_6

3つとも中身のファイルは同じですが、
Android、iOS、PCとプラットフォームが違います。

1日の中で何度もプラットフォームを切り替える際に効果ありです。

死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法_7

UnityHubからプロジェクトを開くだけで
プラットフォームを切り替えられます。
とても便利。

もちろん同時起動も可能です。

まとめ : 死ぬほど遅いUnityの起動を約2倍高速化する方法

記事の内容を簡単にまとめます。

こんな感じです。

Unityエディタの起動だけで半日潰した なんて話はよく聞きます。
完全に非生産的な時間で、非常にもったいない。

毎日のことですから、
Unityエディタの起動時間に油断ないほうが良いですね。

可能な限り効率よくUnityを起動 するため、
プラットフォームを切り替える際は、
Unityを起動する前に設定しましょう。


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最後まで読んでいただきありがとうございました!
すばらしいUnityライフをお過ごしください。

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