こんにちは、Unityエンジニアのオオバです。
👉DOTweenの教科書を読んでUnityアニメーションをプログラミングしてみよう!
追記2018.10.28 Unityインストールに変革が起きました
Unityのインストールに関して大きな変更がありました。
変更という甘っちょろいものではなく変革です。
Unity Hubという神ツールがリリースされたことで、
本記事は完全に古いものになりました。
↓↓Unity Hubを使ったUnityエディタのバージョン管理についての最新記事はこちらです。
========= 以下、Unity Hub登場前の古い内容です=========
Unityの進化は早い
Unityを触り出して3年ほど経ちますが、
未だに週一のインストール作業は絶えません。
そして今後も続いていくでしょう。
理由としては、週に1度金曜日辺りに新しいパッチバージョンがリリースされるからです。
👇ダウンロードはコチラから
Unity - Download Archive
パッチバージョン とは大きなプログラムのアップデートではなく、
細かなバグ修正を含んだマイナーアップデートを指します。
毎回リリースノートが大量で
「これがパッチ?」と思う時もあります。
それくらい大量の修正があるのです。
そんなわけでUnityで飯を食べている人にとっては、
パッチバージョンの修正内容も追いかける必要があるため、
毎週新しいUnityをインストールするわけです。
ただ、複数人で開発している時やリリース済みのタイトルの運用時。
またテスト段階のベータバージョンを使いたい時など、
複数のバージョンを1台のパソコンにインストールしておきたいことが多々あります。
複数バージョン共存させつつ、
間違えて起動しないようにするために、
毎回実施していることを書き残しておきます。
複数バージョンのインストール方法
Unityの各バージョンダウンロードページ
👆上のページからインストールしたいものを選びます。
Unityのトップページもリニューアル頻度が高く、
どこからダウンロードしてよいのかわからないので、
このリンクはブックマークしておくことをオススメ。
まずは普通にインストール
オオバはDocumentationをWebで確認するためインストールしないことにしています。
ストレージの節約にもなりますしね。
インストール完了後にUnityフォルダのリネーム
Unityエディタをインストールしたあと、必ずフォルダをリネームします。
デフォルト設定では、その後にインストールしたUnityが
既存のUnityを上書きしてしまいます。
つまりバージョンの共存ができません。
それを回避するため、インストール済みのUnityフォルダ名を変更します。
すると上書きされずにバージョンの共存が可能になります。
オオバはバージョン番号を _(アンダースコア)
で区切ることにしています。
.(ドット)
は拡張子と間違えてしまうため使いません。
Unityのアプリケーション名のリネーム
通常 Unity.app
というアプリケーションファイルが作られます。
このままでも共存はできますが、ここで一工夫。
バージョン名をファイル名に追記するのです。
Alfredを使っている人向けですが、
Unityにバージョン名を追記しておくと便利です。
👆上のようにアプリ名にバージョンを追記すると、
とても効率よく指定のバージョンのUnityを起動することができます。
とてもオススメです。
まとめ
Unityバージョンの共存はUnityを使うものにとっては必須条件。
インストール時に対応していないと非常に時間を無駄にします。
本記事を参考にUnityの共存が可能な状態にしておきましょう。
「Unityのバージョンは一つだけで大丈夫!」
と思っているあなた。
いつ、複数バージョン必要になるかわかりません。
やることはたったの2つ、フォルダとファイルのリネームだけです。
さっさと対応して安心を手に入れておきましょ。
========= 上記はUnity Hub登場前の古い内容です=========
改めてこの記事は古い内容が記載されています。
最新記事はこちらです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!
すばらしいUnityライフをお過ごしください。
- Unity 5.4.2f1