こんにちは、Unityエンジニアのオオバです。
先日Unity2017.1の正式リリース候補バージョンがリリースされました。
改めてリリースノートを読んでみました。
気になった追加機能GameObjectRecorder
を調べてみます。
Animation: New GameObjectRecorder in UnityEditor.Experimental.Animations
リリースノートにはシンプルに紹介されていますが、触ってみると結構面白い機能でした。
毎フレーム状態をAnimationClipに記録させる機能
Unity - Scripting API: GameObjectRecorder
ドキュメントのサンプルに従い動かしてみます。
シーンビュー上で適当に動かし、下記のように毎フレーム記録するコードを書きます。
void LateUpdate ()
{
if (isRecord) {
// 毎フレーム記録する
r.TakeSnapshot (Time.deltaTime);
}
}
するとこのようにAnimationClipに書き込まれます。
そのAnimationClipを動かすと、このように記録されたアニメーションが再生されます。
まとめ
今回はサンプルそのままで、何も工夫はありませんでしたが、Editor拡張を頑張ればUnity上でアニメーションを作りやすくなるかもしれません。現時点でExperimental
の機能なので深掘りはしませんが、正式にリリースされた際にはいい感じのアニメーション制作Editorを作ってみたいです。
サンプルコードはコチラです。
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検証環境
- Unity2017.1f1
- macOS Sierra 10.12.4