こんにちは、Unityエンジニアのオオバです。
オオバはUnityでC#を書く時はRiderを使っています。
言い換えると「UnityでC#を書く時にRider以外使えない体」になっています。旧UnityのソースコードEditorであるMonoDevelopからRiderに移行して数年経ちますが、もはや体の一部のように馴染んでいるように感じます。
本題に移りますが、そんなRiderのあくまでオオバ視点における使用頻度ランキングと設定しているショートカットの紹介記事です。
IDEに求める厳選15の機能(これだけで十分デス)※Riderのショートカット設定ファイル公開しました
本記事関連してRiderも含めIDEに求める厳選15機能 (執筆時)をピックアップしています。
こちらの記事でオオバが実際に使っているRiderのショートカットファイルも共有しているので、
ご活用していただければと思います。
👉DOTweenの教科書を読んでUnityアニメーションをプログラミングしてみよう!
第1位 Find Usage
ショートカット : ,[object Object]
いわゆる参照参照検索です。
- 変数
- メソッド
- クラス
様々な場所で使用箇所の検索が出来ます。この機能が無いと大幅な作業効率ダウンになるでしょう。知らない人は是非使ってみたら良いと思います。
ショートカットを使わない場合は右クリック(コンテキストメニュー) > Find Usages
です。
第2位 Declaration
ショートカット : ,[object Object]
Declaration
とは定義元ジャンプ機能です。
- 変数
- クラス
- メソッド
1位のFind Usageと同様に様々な箇所で活用する機能です。また、Partialクラスを定義した場合、それぞれ選択させてくれる「おもてなし」もRiderは心得ています。
ショートカットを使わない場合は以下の2つの方法から使えます。
Navigate > Declaration
右クリック(コンテキストメニュー) > Go To > Declaration
第3位タイ Back / Forward
ショートカット : ,[object Object],, ,[object Object]
BackとForwardは編集した、編集した履歴を辿り戻ったり先に進んだりすることが出来る機能です。
使用ケースとしては、メソッドを跨いで編集、ファイルを跨いで編集した後、一つ前の編集点に戻って作業したいなっていう時です。
特にファイルを跨ぐ場合、何を編集していたかを忘れてしまうことがありますが、Backを使えばすぐに戻ることが出来ます。逆(Forward)も同じです。
必ず使った方が良いし、オオバの中でもかなり高頻度で使用する機能です。
ショートカットを使わない場合はNavigate > Back
またはNavigate > Forward
です。
第5位 Class名検索
ショートカット : ,[object Object]
作業効率を上げるためには、検索機能は必須だと考えています。クラスやEnum名はよく検索するため本機能もよく使っている印象です。
ショートカットを使わない場合はNavigate > Class...
です。
第6位 ファイル名検索
ショートカット : ,[object Object]
5位のClass名検索には及びませんが、地味に使う機能。
TextAssetにしているJsonやtxtファイルを開く際には活躍してくれます。
ショートカットを使わない場合はNavigate > File...
です。
第7位 Rename
ショートカット : ,[object Object]
Renameとはリネーム機能のことです。
- 変数
- メソッド
- クラス名
- Enum
など定義できる場所のリネームが可能です。
リネーム良いところは、参照している場所全てをリネームしてくれる所です。これを手作業でリネームしていてはオペミスの元ですし、何より面倒くさいですよね。
タイプミスしちゃった、クラス名を変更する必要が出てきたなどなど、リネームしないといけない場面って結構あります。そんな時に大活躍してくれる機能です。
ショートカットを使わない場合は、Refactor > Rename
です。
第8位 Implement Methods
ショートカット : ,[object Object]
インターフェースに定義されたメソッドを自動で記述してくれます。わざわざ何を実装しないといけないかを確認するためにインターフェースを見に行かなくても良くなるのです。
ショートカットを使わない場合は、Code > Implement Methods
です。
まとめ
あくま自分の中のRider使用頻度ランキングについてまとめてみました。
最終ランキングはこのようになっています。
- 第1位 Find Usage
- 第2位 Declaration
- 第3位タイ Back / Forward
- 第5位 Class名検索
- 第6位 ファイル名検索
- 第7位 Rename
- 第8位 Implement Methods
Riderにはこれ以外にも様々な便利機能があります。
オオバ自身もこの8つ以外の機能は使ってはいるものの使用頻度としては低いので掲載していません。
ただ知らないだけで高頻度に使用すべき機能が隠れているかも知れません。
ということで、自分の仕事道具にはもっと磨きをかけて業務効率を上げていきたい所です。
この記事が気に入ったらフォローしよう