こんにちは、Unityエンジニアのオオバです。
Unity始めたばかり。
👇とりえずきれいな空は見えたけど何して良いのかわからないですよね。
まずは Unity内にモノを配置してみる ことをオススメします。
モノは「オブジェクト」とも呼ばれます。
Unityには最初から用意しているモノ(3Dオブジェクト)がいくつかあります。
本記事ではUnityが用意している3Dオブジェクトの配置方法を紹介します。
ゲームを作るにはまず何かモノを配置しないと始まりません。
この記事を通してゲーム開発のスタート地点に行ってみましょう。
Unity内にモノを配置して自分の世界を作ろう
結論を簡単にまとめます。
- メニューの
GameObject
からモノを配置可能 3D Object
から3Dオブジェクトを選択- 位置、回転、拡大縮小できる
- プログラミングは不要
今回はUnity内に地面をつくり、その上にモノを置いていきます。
初期状態のUnityの世界には 何もありません。
地面さえも自分でつくらなければ存在しないのです。
つまりモノを配置していき、ゲームの世界を作っていくということになるのです。
モノの配置はもちろんプログラミングでも可能。
しかし、今回は プログラミングは1行も書きません。
プログラミングせずともUnityはモノを配置することができてしまうのです。
👉DOTweenの教科書を読んでUnityアニメーションをプログラミングしてみよう!
Unityにモノ配置① Unityの中に地面をつくる
モノを配置するということで、地面みたいなものをつくっていきます。
Unityの初期状態には何もない世界です。
自分で一から世界を構築していきます。
① メニューのGameObjectを選び、
② 3D Objectを選択しましょう。
今回は「Cube(立方体)」を配置してみます。
では、 Cube をクリックしましょう。
このように立方体が作られましたね。
このとき立方体の座標が微妙な位置に作られるときがあります。
👆インスペクタを確認します。
このように微妙な座標ですね。
座標を修正していきます。
Unityにモノ配置② Positionで座標を変更
地面のラインをY座標0地点をにしたいので座標を変更します。
Positionを👇以下の値に変更しましょう。
- X: 0
- Y: -0.5
- Z: 0
これで立方体の位置が変わります。
地面を世界の中心に配置したいため、X,Zともに0にしています。
こんな感じの見た目になったと思います。
- Positionを使って位置を調整しましょう
- 初期配置では微妙な座標になっていることがあるので注意
立方体の大きさは1メートル。Yを-0.5にしたということは立方体を0.5メートルの位置に配置したということです。
立方体の基準点は立方体の中心です。つまり立方体の面は中心(基準点)から0.5メートルの位置にあるということ。地面をy軸0地点にするために立方体の位置を0.5メートル下げたということでした。
ちょっとややこしいですね。
Unityにモノ配置③ Scaleを使って地面を広げる
このままでは、地面が狭すぎるため広くしていきましょう。
Scaleを以下の値に変更します。
- X: 10
- Y: 1
- Z: 10
するとこのように地面ができました。
地面が下の画面外に出てしまいました。
そこで見やすいように変更します。
ハンドツールを選択してください。
Unityエディタ左上のアイコンです。
このように移動させましょう。これで作業しやすいですね。
また、ハンドツールはショートカットを使うと更に便利です。
- Macの場合はコマンドキーとオプションキー同時押し中もハンドツールになるのでオススメ
- Windowsの場合はコントロールキー + Altキーの同時押し
このように少しずつショートカットを覚えていきましょう。
Unityにモノ配置④ Unityに3Dオブジェクトを配置してみる
地面にオブジェクトを配置していきましょう。
ここでは「球」を配置してみます。
- ① : メニューのGameObjectを選択
- ② : 3D Objectを選択
- ③ : Sphereをクリック
この手順で球が作られます。ちなみにSphere(スフィア)とは球のこと。
球は作られたのですが、案の定また変な座標へ。
再び座標を変更します。
Positionを以下の値に設定してみましょう。
- X: 0
- Y: 0.5
- Z: 0
するとこのように球が地面に乗った状態になります。
Unityが用意している立方体や球以外の図形
Unityが用意する基本図形をすべて並べてみました。
メニュー GameObject > 3D Object
から選べる基本的な図形は6種類です。
- Cube : 立方体
- Sphere : 球
- Capsule : カプセル
- Cylinder : 円柱
- Plane : 四角形
- Quad : 四角形
これらを組み合わせるだけでもゲームのステージは作れますね。
まとめ Unityの中にモノを配置する方法
記事の内容を簡単にまとめます。
- メニューのGameObjectからモノを配置
- 6種類の基本図形を配置可能
- 配置したモノは位置、回転、拡大縮小できる
- プログラミングは不要
いかがだったでしょうか。
Unityの中に 自分の世界 を作れたでしょうか。
意外と立方体と球だけでさまざまなものが作れますよね。
小学生の娘もモノを配置する方法を教えたら、
ドミノのようにきれいに直方体を並べて遊んでいました。
このようにUnityの基本操作は 遊びながら学ぶ と良いと思います。
慣れてきたら次の着色ステップに進んでみてください
【初心者向け】Unityのオブジェクトの色を変える方法(マテリアルを使用)
Unityの中に配置したオブジェクトの色を変える方法をまとめました。材質データマテリアルの使い方も学びます。
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