こんにちは、Unityエンジニアのオオバです。

Unityで開発を始めるためにはモジュールが必要です。「モジュール」という言葉が難しく聞こえますが、「機能の単位」 と覚えておけば大丈夫。ちなみにiOS、Androidといったスマホ向けゲームを作る際にはモジュールをインストールします。

本記事ではモジュールの追加方法について詳しく解説していきます。 Unity開発に必要な手順 ですのでぜひ覚えてしまいましょう。

👉DOTweenの教科書を読んでUnityアニメーションをプログラミングしてみよう！

Unityのモジュールとは

Unityのモジュールとは「機能の単位」と解説しましたが、どのような単位かわかりませんよね。具体的にはUnityの書き出し、Unityエディタの日本語化、プログラミングのエディタといった、直接ゲームの機能開発に関わらない機能です。

つまりモジュールを追加しなくてもUnityでゲームを作ること自体は可能ということです。

どんなときにUnityモジュールをインストールするのか？

Unityモジュールをインストールする必要が出てくるのは、 iOSやAndroidといった開発プラットフォームを増やす場合 です。モジュールが未インストールの場合はパソコン向けに開発しかできません。

詳しくは後述しますが、Unity Hubからモジュールをインストールします。上図のようにさまざまなプラットフォーム向けのモジュールが提供されているのです。「〜〜Build Support」がプラットフォーム開発用モジュールです。

ビルドサポートモジュール以外に、プログラミングエディタ「Visual Studio」もUnity Hubからモジュールとして提供されています。

👉 【2022年版】Visual StudioをインストールしてUnityで使う方法

その他、公式ドキュメントやUnityエディタを日本語化したい人向け言語パックもインストールできるのです。

Unityモジュールを追加する3つの手順

ではこここあらUnityモジュールを追加する3つの手順を解説していきます。

手順①モジュールを追加したいUnityバージョンを確認

モジュールは Unityのバージョンごとに独立 しています。つまり、 モジュールを追加するUnityバージョンを調べる必要がある のです。

Unityバージョンの調べ方はいくつかあります。もっとも簡単なのはUnity Hubからチェックすることです。

詳しくはこちらの記事で解説していますのでチェックしてみてください。

そもそも Unity Hubがインストールされていない 場合はこちらの記事を参考にUnity Hubをインストールしてみてください。

手順②Unity Hubからモジュールを追加

モジュールの追加はUnity Hubを使います。Unity Hubの画面を見ながら解説します。

• ① インストールタブをクリック
• ② モジュールインストールの歯車をクリック
• ③ モジュールを加える をクリック

するとモジュールインストールの画面が開きます。

• ① Visual Studio for Mac にチェック
• ② Android Build Support にチェック
• ③ iOS Build Support にチェック
• ④ 次へ ボタンをクリック

今回は3モジュール追加していますが必要なものだけ精査してチェックしてください。

いくつか規約に同意するダイアログが表示されるかもしれませんが、適宜同意して、インストールを進めてください。

インストールが始まります。しばらく時間がかかるので待ちましょう。

👉 iOSやAndroid向けのUnityプロジェクトの作り方

手順③Unityエディタの再起動

インストールが完了したら、Unityエディタを再起動してください。再起動すると追加したモジュールは反映され、Unityエディタに認識されます。再起動が完了したらモジュールの追加は完了です。おつかれさまでした。

まとめ : Unity Hubにモジュールを追加する方法

最後に記事の内容を簡単にまとめます。

こんな感じです。

Unity Hubを使うと本当に 簡単にモジュールの追加削除が可能 です。Unityモジュールは開発には必須です。

ぜひ、自分が達成したいことを書き出して、どのモジュールが必要なのかチェックしてみるのも良いかもしれませんね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました！
すばらしいUnityライフをお過ごしください。

• Unity Hub v3.1.2